アロエベラジュースは、食品ですので、『どのような効能がある』と言いますと薬事法に抵触します。しかし、そういったご質問が多いので、「アロエベラのすべて」という本より抜粋いたします。
●消化器の病気
急性胃炎 急性胃炎には、食べ物を消化する胃酸が一時的に多く分泌されて起きるときと、胃酸が急に不足して起きるときがあります。多くは、前者の胃酸過多によるものですが、胃の負担や過剰の酸を取り除いておいた後、アロエベラを食べるとすぐ胃の痛みやむかつきがおさまります。ベラの葉の中に詰まっているゼリー状のゲルは、過剰になった胃の神経をしずめ、胃酸を中和させる効能があります。

神経性胃炎・胃酸過多症 神経性胃炎は胃酸過多になっていることが多いようです。胃酸過多はアロエベラが有効で、ベラを一度食べるだけでも症状がおさまるのは驚くほどです。効き目の早いのは数日以内にやや重症でも1〜2ヶ月以内になおってきます。ベラのゼリー質は酸性(ph4.3〜4.6)ですがph2〜3あるいはそれ以上の過多な胃酸に対しては適度の中和作用があります。

胃酸欠乏症 この症状には、キダチアロエが有効でアロエベラは向きません。

急性・慢性腸炎 神経性腸炎 普通に急性腸炎といえば細菌性の下痢をさします。この病気の場合、アロエの殺菌効果のみに頼ることなく、科学薬剤を併用する必要があります。慢性腸炎の場合は、科学薬剤ではなおしにくいので、キダチアロエを少しずつ使用すると効果が得られます。

胃・十二指腸潰瘍 胃・十二指腸潰瘍は胃や腸の粘膜がくずれただれる病気ですが、ベラは胃壁の破損した潰瘍面に生化学的な包帯を巻きつけるような役目をします。ベラのネバネバしたにかわ成分は粘膜質とまったく同じで、これが破壊された潰瘍面に塗られて胃壁を胃酸から守る一方、細胞を賦活させる働きがあるため、効果を示すのです。したがって、過酸性による胃・十二指腸潰瘍にベラを服用すると、絶えがたいほどの痛みがただちに消えます。初期の潰瘍はいうまでもなく、手術を要する重症のものでも、ベラを服用しただけで快癒した実例は数えきれません。

慢性便秘 慢性便秘は、たいへんやっかいな症状ですが、アロエは昔から優れた緩下剤として重んじられてきました。

痔 痔には切れ痔、いぼ痔、痔瘻などがありますが、いずれもアロエは卓効を示します。それは、アロエが便秘に100%近い効果があること、消炎作用をすること、異常細胞に対して改善作用を表すこと、等々の複合作用のせいだと考えられています。痔は便秘症の人に多くみられますが、アロエの服用によって大便がゆるくなるので、肛門に傷をつけないだけでなく、アロエの汁が大便とともに肛門を通過しながら殺菌と消炎を行うため、効果が倍増します。

肝臓病 急性肝炎、慢性肝炎、初期の肝硬変などにアロエは有効です。肝臓病に対するアロエの効能としては、つぎの事柄が上げられます。

●呼吸器の病気
かぜ 統計によると人間は、1年に6回かぜをひくといわれますがアロエを常用するとかぜをひかなくなります。これはアロエが体液や血液を理想的な弱アルカリ体質に変えるので、かぜのウィルスの侵入を阻止し、発病しにくくするからです。いったんかぜにかかってしまったら、アロエと薬を併用すると、薬の吸収を助けて効果が増大します。

慢性気管支炎 アロエは慢性気管支炎に次のような効能を示します。まずアロエの多糖体は、人体のどの部位の細菌感染症に対しても耐病力を与えます。アロエは体力を強めるばかりでなく、病巣部位に働き、病原菌に打ち勝つ力を与えるのです。次にアロエは、血行を促進するため、血液の流れに乗って病巣部位に栄養や白血球などの援軍を早く、たくさん送りこみ、炎症を静めます。

気管支喘息 アロエベラは、子どもの喘息にも、成人の喘息にもおだやかに効き、症状をやわらげます。1ヶ月ほどで症状が消える人もありますが、おおむね3〜6ヶ月ぐらい使用するのが原則です。気管支喘息は体質状の病気なので、体質を改善する必要があるからです。

肺結核・胸膜炎 アロエは結核菌を直接殺す作用はありませんが、消化器をはじめ各臓器の機能を高め、体力を強める作用があるので、結核の治療に大きな効果を表します。胸膜炎にも、アロエは耐病力を強め解毒及び利尿などを助けます。

●循環器の病気
心臓病 アロエが最も正確に、最も強力に作用するのは心臓の機能強化です。狭心症や心筋梗塞などは必ず専門医に見てもらうべきですが、アロエはコレステロール値を下げ、血液循環を良くしますから、有効な薬用植物です。心臓病には、主としてキダチを使用しますが、この病気にはいろいろな合併症がつきものですから、ベラも併用することが理想です。心臓弁膜症には、心臓を若返らせ、強めることによって症状を軽減させる働きが期待出来るベラのほうがよいでしょう。

高血圧・動脈硬化 高血圧、動脈硬化に対するアロエの基礎的な効能を要約すると次のようになります。
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アロエの多糖体などいろいろな成分は、硬化した血管を柔らかく、ほぐす作用をする。
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アロエは血管内のコレステロール値を減らす作用をする。
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アロエは毛細血管拡張の作用をする。
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アロエの成分のひとつであるアロインは、血液循環を促し心臓の機能を高める。
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アロエは緩下、利尿作用によって排泄をスムーズにし、高血圧治療の基礎を作る。
高血圧、動脈硬化に対するアロエ療法上、もっとも心掛けたいことは、根気よく長期間用いることです。普通は少なくとも2〜3ヶ月を必要としますが場合によっては6ヶ月以上、1年もかかることがあります。

低血圧・貧血 低血圧に貧血はつきものですが、これらの症状にアロエはたいへん有効です。低血圧や貧血に対するアロエの基礎的な働きとして、次のことがあげられます。
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アロエは心臓の拍動を促す作用があると推察されており、そのため血流の流れが早くなり、動脈の圧力が高まって低血圧が正常になる。
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アロエの食欲増進作用は、胃腸の栄養摂取能力を高め、低血圧、貧血に有効である。
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アロエの内蔵機能亢進作用は胃腸の栄養摂取能力を高め、低血圧、貧血に有効である。
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アロエに含まれるアロミチンは、貧血を起こす原因になる溶血作用を改善する。

脳卒中 脳卒中は、血管が詰まる脳血栓と、血管が破れる脳出血に大別されます。脳血栓に対するアロエの効能は、血液の循環促進作用と、血管の機能改善作用による血栓の溶解です。また脳出血に対しては、アロエは血管の機能改善とともに、あふれ出た血液を毛細血管が吸い取る作用を助けて、症状を良くします。アロエで2〜3ヶ月の間にマヒがとれることもありますが、普通は、5〜6ヶ月たって効果があらわれることが多いものです。脳血栓の場合は、比較的早めにマヒがとれることが多く、脳出血の場合は、1年かそれ以上の時間を要することもあります。いずれにせよ脳卒中に対するアロエ療法は、根気よく続けることがポイントです。

●腎臓、泌尿器の病気
慢性腎炎 慢性腎炎はいろいろな合併症を持っている場合が多く、治療が長引くと抗生剤による耐性菌のために治りが悪くなりますので、難病のひとつです。慢性腎炎に対するアロエの効能は完全とはいえませんが、次のような根拠によって期待に値する療法と言えます。

膀胱炎・尿道炎 膀胱炎や尿道炎も細菌による病気ですから、アロエの多糖体の耐病力が治療効果を発揮します。アロエは昔からこのような病気や性病など泌尿器疾患にしばしば用いられた記録がありますから、その効能は歴史的に証明されているといえます。特に心掛けてほしいのは、細菌が耐性化しないように、1回の服用も抜かさない事です。

●代謝異常と膠原病
糖尿病 糖尿病でも適切にコントロールしていれば、健康人と変わらない社会生活を営む事が出来ますが、これは病状が進むと血管障害などの合併症が起こる怖い病気です。糖尿病にアロエが有効なことは、韓国で証明されています。1983年に名門女子大として有名な梨花大学の薬学者尹再順教授と金恵善研究員が糖尿病にアロエがいかに作用するかを研究しました。研究の成果を要約すると次のとおりです。
白ねずみの膵臓のインスリンを作る組織を劇薬で破壊して、急性糖尿病を起こさせた後、アロエベラを経口投与した。その結果、
この実験結果は、人間の糖尿病治療にとっても、有意義なものと見られると結論付けています。糖尿病に対するアロエの使用では、なによりも長期間にわたる根気良い服用が大切です。血糖値が正常化した後も、しばらくの間は服用を続ける事をすすめます。そして油断すると大事に至る病気ですから、必ず医師の指導のもとに治療を進めるべきです。

慢性関節リウマチ アメリカの大統領が毎年議会で読み上げる年頭教書の中に、必ず慢性関節リウマチに関する対策が含まれると言われます。また現代の医学がガンを征服した後にもなお残る未来病が慢性関節リウマチだろうと考えられています。この病気は膠原病と言って人体を形成する結合組織に病変が起こるものです。結合組織は人体の細胞と細胞をつないでいるもので、この中にはにかわ(膠)のようなネバネバした成分が充満していて、細胞と細胞をつないでいます。結合組織の病変が関節に起こるのが慢性関節リウマチで、難病のひとつになっています。この病気に光明を与えるのがアロエで、次のようになります。
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アロエの主成分であるアロインの血液循環促進作用が全身に活力を与えるため、自然治癒力が高まる。
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アロエに含まれるネバネバ成分は、にわか質で、多糖体であり、人体を形成している結合組織と密接な関係がある。アロエの服用はこの結合組織をサポートする。
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アロエは体液が著しく酸化したリウマチ患者の体液を弱アルカリ化させる。
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アロエには鎮痛、鎮静作用があり、痛みに悩むリウマチ患者の症状を和らげる。
この病気には、ベラのほうがキダチよりはるかに抗炎、鎮痛作用を示します。普通は、服用後2週間以内で痛みがやわらぎ始めますが、3〜4週間は連用して下さい。再発予防に有効です。

●痛みのある病気とけが
神経痛 神経痛とは、末梢神経の走行に添って痛みが起こる症状の総称です。アロエは病原に作用して、痛みを除去する作用を持っています。たとえば歯根に病巣があって神経痛を起こした場合にアロエを服用すると、歯根の毒素に作用して毒素を解毒してしまうので、神経痛は自然に消える事になります。またアロエの鎮痛、血液循環の促進、体液の改善などの作用も神経痛に有効な働きをします。

肩こり・筋肉痛 肩こりや筋肉痛には、アロエのゼリーを塗ってもよいですし、口からも服用すると早ければ数日、遅くとも1〜2ヶ月の間に症状がなくなります。

片頭痛 片頭痛の場合、キダチが効果的です。

通風 通風は、血液中に尿酸が増す病気で、99%以上男性の病気です。この病気は、食事療法と体重コントロールが大切で、正しい治療を行えば再発を防ぐ事が出来ますが、一生涯治療を怠らない事が絶対条件です。アロエが有効なのは、アロエの代謝促進、尿酸などの毒素の分解、鎮痛の作用があげられます。

変形性関節症 この病気の多くは、老化によって関節の結合組織が枯渇して痛みを訴えるものです。アロエのゲルにはにわか質が豊富ですから、関節の結合組織を改善し、潤滑剤として変形性関節症に良く効きます。アロエベラを内服と外用を兼ねると効果的です。

椎間板ヘルニア この症状は、20才代から30才代の若い人に多く発生するもので、ギクっと腰が痛くなり、起立している事や、身体を前後に曲げることも痛みのために出来なくなるものです。原因は、クッションの役目をする椎間板の軟骨組織がしだいに水分を失うなどの変形によって起こるもので、アロエに含まれる豊富な水分と、にかわ質がこの症状に効果をもたらします。

切り傷・裂傷・すり傷 これらの傷がそれほど重大のものでなければ、アロエだけでも優れた薬になります。アロエには、殺菌作用とともに細菌が作り出す毒素の中和および止血作用があるため、応急処置として役立ちます。また、アロエには、損傷した組織の修復作用がありますから、傷が早く治り、傷跡も目立たなくします。

打ち身・捻挫 重症の場合を除いて、軽度の打ち身や捻挫のときには、まず患部を冷水やぬれタオルなどで冷やした後、アロエベラのゼリーを直接塗ります。アロエの消炎作用が炎症をおさえ、鎮痛作用が痛みを静めます。

●皮膚の病気
やけど 人類がアロエを知って以来、いちばん多く利用したのが外傷の治療ですが、外傷の中でもやけどはその筆頭として、アロエが重宝がられて愛用されてきました。やけどは3度(焼け焦げになったり、真っ白に固まったりする)以上の重いものは、生命にかかわりますから、至急医師の手当に頼るべきですが、皮膚が赤くなって腫れたり、水ぶくれが出来る程度の1〜2度のやけどには、アロエは非常な効き目を示します。近年、臨床応用でX線照射や核実験などによるやけどにもアロエが卓効を有するとして脚光を浴びたことは有名です。やけどには、まず患部を流水で冷やした後、患部一面にアロエのゼリーがあたるように、よく塗ります。アロエは、第2次感染を防ぎながら、熱気を吸い取ります。また内服をすると、さらに効果があります。アロエの液を皮膚に塗ると、日焼け防止にもなります。

ひび・あかぎれ・しもやけ 使用法は、前記のやけどの場合と変わりありません。また平常、アロエのゼリーなどを皮膚につけておくとひび、あかぎれ、しもやけの予防になります。

虫刺され 蚊、蜂、毒蛾類などに刺されると、強いかゆみや痛みを覚えます。そんな場合アロエの液やゼリーを塗ると数分のうちにかゆみや痛みが取れます。かゆみがある場合は、こらえきれずに爪で引っかき、細菌の感染を起こすことが少なくありませんが、すぐアロエを使うとかゆみも取れたいへんよく効きます。

水虫 水虫はたいへん頑固で、完治が難しいのですが、アロエは水虫の特効薬と言われるほどよく効きます。水虫の菌は一種のカビですが、アロエに含まれるアロエチンに強い抗菌、抗カビ作用のあることが添田百枝博士の研究によって明らかにされています。治療中はなるべく石けんや洗剤を使わずに患部をきれいに洗ってアロエの液やゼリーを湿布にしてこまめに取り替えることが大切です。そして、いったんアロエを使い始めたら、中途半端に治療をしないことです。水虫の菌が耐性を持って治りにくくなります。一気に持続的に攻めつづけてください。軽い水虫なら1〜2日くらいでかゆみが取れますが、一見治ったようでも再発の恐れがあるので、2週間以上は使用します。重症の場合はもっと長期にわたります。

体各部の化膿症 後頭部の生え際、背中、指先、そのほかの体各部にできる腫れ物に、アロエはたいへんよく効きます。アロエの殺菌力は、現代医薬が征服しきれない緑膿菌まで殺すほど強いものです。腫れ物には、アロエのゼリーを塗ったり、同時に内服するとさらに効果があります。

いぼ・たこ・うおのめ いぼ、たこ、うおのめなどは、他人が思う以上に本人にとっては悩みが大きいのですが、このような症状には、アロエは優れた効果を表します。アロエのゼリーを塗ったり、同時に内服するとさらに効果があります。2〜3日すると徐々に効果が現れ始めます。

にきび にきびは青春のシンボルなどといわれて美化されますが、美容上大きな悩みのひとつと言えます。中年以上の人でも、便秘などで体内に毒素がたまると出来ることがあります。細菌によって炎症が起こった場合はアロエの持つ殺菌力がにきびを押さえてしまいますし、内臓の不調や便秘などでにきびが出来た場合は、新陳代謝を盛んにし、緩下作用によって便通を良くしにきびを治します。治療には、内服と外用を併用します。化粧をするときは、アロエの基礎化粧品を使います。必ず治るという信念で持続的に根気よく、アロエを使用するのが、にきび退治の決め手です。

●耳・鼻・口・のどの病気
中耳炎 中耳炎は主として緑膿菌や変形菌など抵抗の強い細菌が中耳腔に入って炎症を起こすものです。慢性化するとなかなか治りにくいので、早く完全に治しましょう。アロエはこれらの菌の発育を阻止し、殺菌する作用がありとりわけアロエ成分中のアロエチンにその働きが強いのです。

鼻炎・鼻アレルギー・蓄膿症 (慢性副鼻腔炎) 鼻炎で誰もがよく経験するのは、かぜの場合の急性鼻炎です。慢性の場合は、原因として副鼻腔炎があって、絶えず分泌物で鼻粘膜が汚染刺激されることや、アデノイド、扁桃炎なども原因になります。また鼻アレルギーは、発作的に多発するくしゃみ、鼻水、鼻づまりを主な症状とする病気です。温度に過敏な人や抵抗力の弱い老人、子どもなどがかかりやすいのですが、近年は発病者がたいへん多く一種の体質病ともいえます。蓄膿症はいろいろの原因で副鼻腔に病気が起こるものです。日本人にたいへん多い病気で、体質が関係していることが多いようです。このような鼻の病気は、アロエの内服と外用を併用すると、しだいに効果が現れます。鼻炎や鼻アレルギーの場合は、アロエの汁を両方の鼻穴の中に吸い込ませます。これを1日5〜6回行います。また内服もします。蓄膿症の場合も、アロエがよく効きます。1pぐらいに切って両方の親指で強く押すとアロエの汁が出ます。それを両方の鼻穴に吸い込ませるもので、用法は鼻炎などといっしょです。もちろんアロエベラジュースの内服と併用します。相当重症の人でも、アロエ療法のおかげで2〜3ヶ月で治ったケースが多数あります。1日の中断もなく、根気よく治療を続けることが、鼻の病気を治すポイントです。

口内炎・咽頭炎・扁桃炎 アロエの強い殺菌力と、神経安定作用は、口や喉の炎症にも大変効果的で、再発しなくなります。内服すると軽い症状なら1〜4日ぐらいで治り、慢性症でも1〜2ヶ月続けると治ります。

歯痛 虫歯をアロエで治すことは出来ませんが、ずきずき痛むときアロエを痛む場所に乗せてそっと噛んでいると、一時的に痛みを和らげることが出来ます。しかしこれはあくまで歯科医に行くまでの応急処置であって、手当は、歯科医で行わないといけません。

●女性の病気
膣炎 妊婦、老人に多く、帯下がふえ、かゆみ、ときに熱感もあり不快な病気です。ブドウ球菌や連鎖球菌、大腸菌などや、トリモナス、カンジダなどが犯人です。この治療には、ベラの汁を一対一の割合で水で薄めて膣を洗い、次にガーゼに汁をにじませて膣の中に挿入してから寝ると大変早く治ります。

冷え症 冷え症は女性特有の症状といってもよく、成人女性の二人に一人は冷え症を訴えているという統計もあるほどです。冷える場所は、腰や足が多く、手や肩などの冷えを訴える人も少なくありません。原因はいろいろありますが、いちばん多いのは、自律神経失調に関連しているもので、次にはホルモンの変調が多いとされています。この場合アロエベラジュースを長く飲み続けているとしだいに効果が出てきて、いつのまにか冷え症が解消されます。

●その他
ふけ・抜け毛・円形脱毛症 ふけ、抜け毛、円形脱毛症といったヘア・トラブルに、アロエを長らく用いていると、知らぬ間に治ってくるという例は大変多いものです。これは、アロエの新陳代謝促進作用、消炎作用などにより、地肌が若返ってくるからです。

二日酔い 人間は二日酔いで苦しんだほうが良い。人体をアル中から守る”天の配剤”だから、という学者もいますが、それでもあの苦しみを何とか軽くしたいというのは人情です。二日酔いにもってこいなのがアロエベラです。酒を飲んだ後、また翌朝にアロエベラジュースを飲むと頭もおなかもすっきりして、さわやかな一日を迎えることが出来ます。これは、アロエの解毒作用でアルコールの毒素を分解し、排泄してしまうからです。またアロエベラの持つ抗炎作用が胃の荒れを防ぎ、解毒作用が肝臓を守るため、酒を飲む前にもアロエベラジュースを飲んでおくと、二日酔い防止になります。

乗り物酔い 船や車、飛行機などに乗って起こる不快な乗り物酔いに、アロエはよく効きます。まず乗り物に乗る前にアロエベラジュースを飲み、乗っている間にも前兆があったらすぐに飲みます。アロエを長く常用していると乗り物酔いをしなくなると言われます。行楽シーズンに浮かない顔をしている人や楽しい遠足に不安を感じているお子さんは、是非試してみてください。

参考資料 「アロエベラのすべて」 発行所主婦の友社 等